磨きの度合いにこだわってます。
こんにちは、リプレイスグループの赤松です。
ただいまモンキーレストア大作戦実行中。
ホンダさんからモンキー生産終了のニュースが発表されましたね。
本当に寂しい限りですが、ボクのモンキーは大事に育てていきたいと思います。
さて作戦の第一段階として、まず先日は「サビ退治」を始めましたが、
今回はいよいよ「磨き」に入ります。
今回使用するアイテムはこちら
91359 ミラーアルミポリッシュ180ml 標準価格¥3,500(税抜き)
デイトナサイト ⇒ http://www.daytona.co.jp/products/single-91359-parts
まずはハンドルホルダーあたりを、キュキュっと!
ハンドルホルダーはアルミなので磨き剤を使って磨き上げます。ウエスにミラー
アルミポリッシュを「少量」とり、磨きあげます。ここだけの話、少量でも十分
効果がありますぞ!けちけち使っても大丈夫!
今回はくすみきったアルミにいきなり使用しましたが、ペーパー掛けたり
粗めのコンパウンドで磨いたりと工程を踏むと綺麗な鏡面仕上げにも
できます。・・・しかし、今回は鏡面仕上げにはしないのです!(キッパリ)
何で今回は鏡面仕上げにしないのか?!
「わびさび」という言葉がありますが世界的電子辞典によると、
わび=侘び【不足の中に心の充足をみいだそうとする意識】
さび=寂び【閑寂さのなかに、奥深いものや豊かなものがおのずと
感じられる美しさ】とあります。
アルミ地の10余年間もの長い月日を重ねてできた腐食の跡を、
ただ単純に新品同様に磨き上げるのでは芸がない。
この車体だからこそできた模様をあえて残しそれを活かして仕上る。
まさに日本の美意識なのです!(鼻息)
決して地道な作業がメドクサイとか、寒くてやる気が出ないとか、
まとめて作業できる時間が少ないとか、新品パーツを買うお小遣いが
ないとか、決してそういうことが原因じゃないんです。
あくまでもボクのレストアの美学なんです!
(・・・長いしクドイし。なんかスイマセン)
とまあ、ヘリクツをこねまくっているだけのようにみえるワタクシのレストア道は、
まだまだ続くのでした。
ハンドル周りはざっくりキレイになってきたので、細かな仕上げはまた別途。
次はいよいよ部品の整備。キャブレターのバラシあたりをやる予定です。
しかし状態があまり良くないので、早くもくじけそう・・・。
※文中に記載の品番/価格は、記事作成時のものです。