ガレージ改造計画47 ベーシックシリーズの移動式デモガレージを造るぞ! フレーム製作①
2020.07.22
DAYTONA MOTORCYCLE GARAGE(ガレージ)整備
どーも、デイトナガレージグループです。
今回は、新型コロナ感染防止のため緊急事態宣言が発令されていた時のことをご紹介したいと思います。
デイトナで扱っているガレージは、イナバ製のBASIC(ベーシック)シリーズとBIKE LODGE(バイクロッジ)シリーズの2種類があります。
BIKE LODGEシリーズは、丈夫な鉄骨フレーム。クレーン付きのトラックで吊り下げて運ぶ前提で設計されているので、移動の時は運ぶだけ!
一方、BASICシリーズはバラバラの部材を現地まで運んで、現地で組み立てるスタイル。設置後に移動したいとなると、いったんバラバラに解体して設置場所で一から組み立てます。もともと吊ることを前提にしていないので、圧力や荷重を掛けたりすると躯体が歪んでしまうことがあります。なので、現地での組み立てが必須!
といった特徴があります。
さて、緊急事態宣言発令中はいろいろ予定していた参加イベントも中止、出張も中止・・・。ガレージの展示をして、みんなに見てもらうことができません。
そんなとき、ふと名案が浮かびました! BASICシリーズでも荷重が掛からないように丈夫なフレームで囲んでやればトラックに積んでイベント等にも参戦できるのでは!?
タイミング的にも、今しかない!! ということで一丁造ったろかーー!と気合を入れました!
まずは図面から!!
使用するガレージは1730H。それ以上だと、弊社のトラック(イサオ号)に乗らないんですよ。
物はデカいですが商品作りと変わりません。採寸して図面を作成します。久しぶりのオリャ、オリャ、オリャーー!
図面データをもとに材料を手配。
後日、鋼材屋さんから材料が届きましたがさすがにデカいですね。僕自身、グラブバーやキャリア等の商品開発で溶接は何度もやってきましたが、ここまで大きなものはやったことがありません・・・!
でもやるんです!何事も経験です!
世の中にはフレームを造ったことのある人と、ない人の2種類しかいません! 僕はその前者になるんだぁーー!!
余談ですが仕事を終えて家に帰ったら、奥さんがミシンを出して手作りマスクを製作してました。「どれどれ俺も!」と小学校ぶりにミシンとアイロンを触り、何とか1個完成~!ミシンって難しいっすねぇ! 1個作ったらもう満足~。
でもやったんです!何事も経験です! 世の中にはマスクを造ったことのある人と、ない人の2種類しかいません! 僕はその前者になりました!
(ちなみにこのマスクはまだ使っておりません。手持ちのマスクがなくなったときの最終兵器として残してあります。このマスクの出番がないことを願って、早いコロナ終息を願います。)
だいぶ脱線しましたが、話を戻してフレーム製作です。
いきなり素人がやっても失敗することは目に見えているので、そこはベテランさんに相談! BIKE LODGEガレージの製作でお世話になっているダイナオガレージファクトリーさんへ訪問。教えてダイナオさーん!!
ダイナオガレージの工場へ着くと、まさにフレーム製作中! ここでいろいろと秘密を教えていただきました! フムフム、なるほど、メモメモ・・・。めちゃくちゃ勉強になりました。
ダイナオさん、あざーす!!
ダイナオさんでしっかり勉強させていただき、僕自身5馬力アップした感じです! さっそく会社に戻って、製作開始です!
さていっちょ、やったろかー!! 図面寸法に合わせて鋼材をカットしていきます。
切りそろえた材料に錆止めを塗ります。鋼材屋で錆止めが付いた状態で購入できるサイズもありますが、錆止めがないものもあるので。
鋼材に油や汚れが付いているので、汚れを取り除き、脱脂したのちに錆止めを塗っていきます。
ちょっと長くなってしまったので今日はここまでにします!
興味のある良い子は、ぜひ真似してみてね!(大人しかダメです)
また次回をお楽しみに!
ではでは。
※文中に記載の品番/価格は、記事作成時のものです。