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ツーリングとは?基礎知識を学んで初ツーリングを成功させよう!
2024.11.19 乗る

自由な旅に憧れてバイクを購入したものの、いざツーリングに出かけるとなると、どこから始めれば良いのかわからない方も多いのではないでしょうか?

バイクツーリングは、風を感じながら自由に走れる楽しさが魅力ですが、事前の準備や安全対策も重要です。本記事では、バイクツーリングの語源や必要な装備、ツーリング前の注意事項など、バイク初心者の方でも安心してツーリングにでかけられるような基礎知識をわかりやすく解説していきます。 ぜひ、愛車とともに素敵なツーリングデビューをしてみてくださいね。

ツーリングとは?意味と語源

ツーリングを楽しむライダーたち
ツーリングを楽しむライダーたち

「ツーリング」という言葉は、もともと旅を意味する英語の「tour」に進行形の「ing」をつけたもので、「旅をしている」という意味があります。そのため、ツーリングは車や公共交通機関、自転車、徒歩でも楽しめる旅のスタイルです。

しかし、日本では特に「バイクツーリング」という言葉が広く認知されており、「ツーリング」と聞くとバイク旅を思い浮かべる人も少なくありません。

バイクツーリングは、風を感じながら走る爽快感や、自由に行きたい場所へ行ける楽しさが魅力で、老若男女問わず人気が高まっています。近年では「ツーリングをしたいからバイクを購入した!」なんて人も増えてきています。ここからは、そんな幅広い世代から愛されるバイクツーリングの魅力について解説していきます。

ツーリングの魅力とは?

ツーリング中のライダーたち
ツーリング中のライダーたち

バイクは車と違い、身体がむき出しの状態であるため、雨を防いだり、エアコンで快適に過ごしたりすることはできず、不便な乗り物だと思われがちです。しかし、実際にバイクに乗ってみると、その不便さを上回る「魅力」や「楽しさ」を見つけることができます。

ではいったいどのような楽しみ方ができるのか、バイクツーリングの魅力について解説します。

バイクの旅は五感で感じられる

バイクは外と遮るものがなく、車では感じることができないさまざまな感覚を直接味わうことができます。

みなさんは街を抜けて山間部に入ると、空気が一気に変わることをご存じでしょうか?さわやかで涼しい風や木々の香り、その変化の瞬間を楽しめるのは、バイクツーリングならではの魅力です。また、海沿いの道を走ったときの潮の香りや季節の花々の香り、街なかの音、視界に広がる空など、直接感じることができるからこその感動があります。旅先でその土地の名物料理を味わえば、味覚でもツーリングを楽しめます。

目的地に辿り着くまでが楽しい

車は運転を楽しむものというより、目的地に辿り着くための「移動手段」として考えている人が多いのではないでしょうか。一方、バイクは目的地に辿り着くまでの過程が一番楽しいポイントと言っても過言ではありません。アクセルを開けた時の疾走感や、カーブを曲がる時の操作感など、バイクを動かすことの楽しさや、途中で気になる場所にふらっと立ち寄り、地元の特産品を味わったり地元の人々と交流したりすることも、ツーリングの醍醐味です。

普段行けないところにも行ける

バイクは車だと躊躇してしまうような細い道や急な坂道でもアクセスしやすいという特徴があります。特に山奥の絶景スポットや秘境の温泉など、観光地として人気のある場所は山間部や奥地に位置していることが多く、車では行きづらい場所も少なくありません。また、バスや電車といった公共交通機関ではアクセスが不便で、時間がかかることもあります。

バイクであれば、途中で立ち寄りたい場所や新しい発見があっても、柔軟にルートを変更できるメリットがあります。こうした自由度や冒険感は、非日常体験を求めるライダーにとって大きな魅力です。

ツーリングの種類:人数で変わる楽しみ方

マスツーリング
マスツーリング

バイクツーリングは、ひとりでも複数人でも楽しめるのが魅力です。ここでは、人数によって呼ばれ方が変わるツーリングについて解説します。ひとりと複数人では、魅力や注意すべき点も異なるため、事前に知っておくことでより一層ツーリングを楽しむことができます。ぜひ参考にしてみてください。

ソロツーリング

一人で行くツーリングは「ソロツーリング」と呼ばれます。ソロツーリングは、誰かと予定や走り方を合わせる必要がないため、自由に計画を立て、自分の好きなように走ることができるのが魅力です。本来のバイクの楽しみ方である「自由さ」を最大限楽しめるツーリングスタイルと言えるでしょう。

ただし、ツーリング中にトラブルがあった場合は、自分ひとりで対処しなければなりません。事前にトラブルに対処するための持ち物やサポートサービスへの加入、道路状況や天気などの情報を細かく収集しておくことが重要です。

マスツーリング

複数人で行くツーリングは「マスツーリング」と呼ばれます。ツーリングを楽しむライダー同士が集まって同じルートを走り、同じ目的地に向かうことが特徴で、体験や感情を仲間と共有できる楽しさが魅力です。また、ツーリングに慣れている人と一緒に行けば、初心者でも安心感があり色々と教えてもらえるというメリットもあります。

ただし、目的地やルート、ペースは他のライダーとも合わせて調整する必要があるため、事前の話し合いやコミュニケーションが重要です。また、複数人で団体となって走る際には、周囲の迷惑にならないよう心がけ、交通ルールにはより一層の注意が必要です。

タンデムツーリング

後ろに人を乗せて行くツーリングは「タンデムツーリング」と呼ばれます。タンデムツーリングでは、同乗者と一緒に景色を楽しんだり、風を切って走る一体感を味わったりすることができます。また、バイクの免許を持っていない人を乗せることで、バイクの魅力や楽しさを伝えることも可能です。

ただし、タンデムツーリングには法律的な条件があります。たとえば、小型限定免許、普通自動二輪免許、大型自動二輪免許を取得してから通算で1年以上(高速道路の場合は年齢が20歳以上で3年以上)が経過している必要があったり、首都高速道路の一部では二人乗り禁止の区間などの規制があります。

また、タンデムにはバイク自体にも規制があります。一般道路では排気量が51cc以上、高速道路では126cc以上のバイクであることが求められます。さらに、タンデムシートや足置き、持ち手など、タンデム走行用の装備が付いていることが条件です。

バイクの免許を持っていない方とタンデムツーリングをする場合には、乗り降りの方法や走行中の体勢、服装などを事前にしっかりと共有しておくことが重要です。

ツーリングの種類:時間や距離で変わる楽しみ方

ツーリングの荷物
ツーリングの荷物

ツーリングは時間や距離によっても呼び方が変わります。大きく分けて「日帰りツーリング」と「宿泊ツーリング」の2つに分類されます。これらのスタイルにはそれぞれ特徴があり、さらに細分化されることもあります。自分のライディングスタイルや計画に合ったツーリングの方法を見つけるために、これらの違いを理解しておくと良いでしょう。

日帰りツーリング

宿泊を伴わない日帰りのツーリングは「日帰りツーリング」と呼ばれます。このカテゴリには、次のようなスタイルがあります。

  • プチツーリング:数時間で数十キロの短い行程を走るもの。
  • ショートツーリング:プチツーリングよりも少し距離を伸ばし、約100㎞を半日ほどかけて走るもの。
  • ロングツーリング:ショートツーリングよりもさらに距離と時間を伸ばしたもの。

日帰りツーリングは、午前中に出発し、近場の観光地や飲食店に立ち寄り夕方に帰宅するケースが多いですが、特にバイクに乗り始めたばかりの方は早めに出発して、暗くなる前に帰宅できるよう計画を立てましょう。帰りが遅くなると日が沈むことで見通しが悪くなり、疲労も貯まりやすくなります。はじめは無理のない近場へのツーリングから挑戦してみてください。また、バイクは車に比べてヘッドライトが暗いため視力が低下している高齢ライダーにとって夜の走行は道が見えづらいこともあります。なるべく夜は避けて明るい時間帯に走行できると安心です。

普段、仕事や学業で忙しい中でも日帰りツーリングなら手軽に非日常を楽しむことができます。近年では、小さな椅子をもって景色の良いところでコーヒーを淹れ嗜む「チェアリング」という日帰りツーリングの楽しみ方も広がっています。

デイトナでも各地の観光協会と「朝活カフェ」を企画しています。ライダーの皆さんが行った投稿はこちらからご覧いただけます。興味のある方はぜひご覧ください。

→みんなの朝活カフェ投稿を見る

宿泊ツーリング

より遠方の目的地まで足を延ばせるのが「宿泊ツーリング」です。

宿泊ツーリングは、日帰りツーリングよりも遠くに行けるため、複数の観光地を巡ることが可能です。
遠方の温泉地を目指すルートや、複数の県にまたがる長距離コースを設定することで、多くの見所を訪れることができます。気の合う仲間や友人と行けば、夜に語り合う時間や、朝早く起きて観光スポットを散策する時間など、一日の時間をフルに活用してさまざまな体験ができます。

ツーリングの呼び方は自由!

そうは言っても、ツーリングの呼び方は時間や距離に関係なく自由です。移動距離が長くキャンプで宿泊する場合は「ロングキャンプツーリング」、短い距離で民宿に泊まる場合は「プチ民宿ツーリング」といった呼び方をするのも良いでしょう。
ツーリングの最大の魅力は、ライダー自身が好きなスタイルで楽しむことができる点です。言葉を自由に組み合わせて新しい名称を考えるのも、ツーリングの楽しみ方の一つです。自分だけのスタイルを見つけて、さらに楽しさを広げてみてください。

ツーリングの種類:旅の目的で変わる楽しみ方

キャンプツーリングの様子
キャンプツーリングの様子

ツーリングを計画する際、一番悩むのは「目的地」をどこに決めるかということではないでしょうか。特にツーリングに慣れていない初心者の方は、目的地の決め方がわからないことも多いはずです。
そこで今回は、一例としておすすめのツーリング目的地をいくつかご紹介します。目的地の選び方に迷った際には、ぜひ参考にしてみてください。

温泉ツーリング

温泉ツーリングは、日本ならではの魅力的なツーリングスタイルです。長時間バイクに乗って同じ姿勢を維持していると、身体に疲れがたまりますし、寒い時期のツーリングでは走行風で身体も冷えやすくなります。そんな時に温泉で、心地よい温かさと美しい景観を楽しみながら疲れを癒す瞬間は、まさに至福のひとときと言えるでしょう。

絶景ツーリング

絶景ツーリングは、壮大な自然や美しい景色を目的地や経由地に設定するバイク旅です。四季折々の変化や大自然の雄大さを感じられるのがこのツーリングスタイルの醍醐味です。また、愛車とともに絶景を撮影すれば、SNS映えする素晴らしい写真が撮れること間違いなし!特に女性ライダーにも人気の高いツーリングスタイルです。

グルメツーリング

グルメツーリングは、その地域の名物料理を楽しむことを目的としたツーリングです。バイクで各地を巡りながら、美味しい料理を堪能することができます。食べることが好きな人には、さまざまなご当地グルメを楽しみながらバイクに乗るという、まさに一石二鳥の楽しみ方です。現地でしか味わえない道の駅グルメや地元の隠れた名店を見つけるのもいいですね。

目的地を決めないツーリング

ツーリングに少し慣れてきたら試してほしいのが、「目的地を決めないツーリング」です。そのときの気分でルートや目的地を選ぶことができるため、思わぬ発見や出会いが待っているワクワク感を楽しむことができます。ツーリング中に偶然見つけた素敵な景色の場所で休憩したり、美味しそうな匂いがする店に立ち寄ったりと、自由にバイク時間を楽しむことができますよ。

バイクツーリングの最大の魅力は、自由気ままに楽しめることです。あまり深く考えすぎず、自分の好きなことと掛け合わせて考えてみると、案外すぐに目的地が決まるかもしれませんね。

初ツーリングはまず片道50kmから挑戦しよう!

行ってみたかったところを訪ねてみたり、行きたかった人と出かけてみたり、ツーリングの楽しみ方は人それぞれですが、無理は禁物です。
はじめてのツーリングは緊張からかトラブルも多く発生します。
ベテランのライダーに初ツーリングの思い出を聞くと、「エンストしすぎて予定より到着時間が1時間以上ずれてしまった」「緊張で力が入りすぎてクラッチが握れないほど手が痛くなってしまった」など大変だったエピソードもよく耳にします。
今回、はじめてバイクに乗ってツーリングをするということであれば、まずは片道50km程度の距離を目的地に設定してみてください。
無理せず近場からはじめることで徐々に運転にも慣れ、より遠くまで行けるようになります。楽しく安全に初ツーリングを終えられるよう、ぜひ意識してみてくださいね。

ツーリングにあると便利なアイテム

ツーリングバッグ
ツーリングバッグ

ツーリングを快適に楽しむためには、事前の準備が重要です。特に持ち物は、ツーリング中の安全性や快適さを大きく左右します。ここでは、ツーリングに持っていくと便利なアイテムを紹介します。

ツーリングバッグ

ツーリング中の荷物をしっかりと収納するためにはシートバッグやハードケースといったバイク専用のツーリングバッグが非常に便利です。これらのアイテムは、一般的なバッグと比べてバイクにしっかりと固定できる設計がされており、走行中の振動や風にも強いのが特徴です。長距離を走る際、荷物の量が増えがちですが、バイク専用のツーリングバッグなら荷物を安全かつ安定して運ぶことができます。さらにツーリングバッグは防水性に優れた製品も多く、急な天候の変化にも対応が可能です。

ツーリングバッグの中でもシートバッグは、柔軟性があり積み降ろしがしやすいため、使用頻度の高いアイテムを手軽に取り出すことができます。一方でハードケースは防水性や耐久性に優れており、雨天時でも貴重品や壊れやすいものをしっかりと守ることができます。ツーリングバッグは容量や形状も豊富にあるため、ツーリングのスタイルに合わせて最適なものを選ぶことをおすすめします。

おすすめのシートバッグはこちら

その他、ヘンリービギンズのバッグはこちらからご覧ください。
→製品ラインアップ

おすすめのハードケースはこちら

レインウェア

ツーリング中、急な天候の変化に備えて持っておきたいアイテムの一つがレインウェアです。特に長距離を走る場合、予期せぬ雨に遭遇することは珍しくありません。レインウェアがあれば、雨に濡れて体温が下がるのを防ぎ、快適なライディングを続けることができます。軽量でコンパクトに収納できるものを選べば、荷物にもならず、突然の悪天候にも対応可能です。また、防風効果もあるため、肌寒い日にも活躍するアイテムです。

レインウェアを選ぶ際には、日常生活で使っているものではなく、バイク用に設計されたものを選ぶようにしましょう。バイク用のレインウェアは、走行時に激しく打ちつける雨に耐えられる高い耐水圧を持っていたり、乗車時に快適に過ごせる機能や形状が施されていたりと、さまざまな工夫がされています。

車載工具

バイクにはシート下などに車載工具がもともと備わっていることがほとんどですが、中身をあらかじめ確認し、必要に応じて追加の工具を用意しておくと、万が一のトラブルにも安心です。特に長距離を走る際には、ロードサービスをすぐに呼べない状況も考えられるため、自分で対処できる工具を揃えておくと、ツーリング中のトラブルにも落ち着いて対応できます。

バイクに付属している工具セットの他に、パンク修理キットなどがあると便利です。また、結束バンドやガムテープがあれば、さらに安心です。

スマホホルダー

ツーリング中のナビゲーションや連絡確認に便利なのがスマホホルダーです。バイクにはカーナビがないため、スマートフォンをハンドルやタンクなどにしっかり固定することで、地図アプリや道案内を安全に確認できます。また、スマホホルダーには防水機能付きの製品もあり、急な雨でもスマホを守ることができます。ツーリング中の利便性を高めるため、角度調整が可能なタイプや充電ケーブルを取り回しやすいデザインのものを選ぶとさらに快適な旅が楽しめます。

おすすめのスマホホルダーはこちら

モバイルバッテリー

長時間のツーリングでは、スマートフォンやナビのバッテリー切れを防ぐために、モバイルバッテリーは必須のアイテムです。特にスマホで地図アプリを使用したり、音楽を再生する場合は、バッテリーの消耗が早くなります。ツーリング中に充電スポットを見つけるのは難しいことが多いため、大容量で複数回充電ができるタイプを選ぶと便利です。また、耐衝撃性のモデルを選べば、ツーリング中の振動にも耐えることができ、長旅の安心感をさらに高めてくれます。

インカム

ツーリング中のコミュニケーションを快適にするアイテムとしてインカムがあります。インカムは、ライダー同士が走行中に会話できる通信機器で、ツーリング仲間との連絡や指示の共有に非常に便利です。特にマスツーリングでは、走行ルートや休憩のタイミングを簡単に確認し合えるため、スムーズなツーリングが可能になります。また、インカムの多くはスマートフォンと連携して音楽を聴いたり、ナビの音声案内を聞いたりできる機能もあり、ツーリングをより快適にサポートします。

おすすめのインカムはこちら

その他、インカム製品はこちらからご覧ください。
→製品ラインナップ

初心者必見!ツーリング前の注意したいポイント

はじめてのツーリングには多くの不安がつきものです。少しでも安心してツーリングを楽しむために、事前に確認しておくべきポイントをまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

ツーリングルートの計画

ツーリングに慣れるまでは、安全で楽しい旅を実現するために、しっかりと計画を立てるようにしましょう。単に目的地を設定するだけでなく、体力や経験に合わせたルート設計が重要です。

ナビでルートを検索する際は、走行する道がどのような状態の道なのか事前に調べておくと安心です。ルートによっては、狭い峠道や砂利道が提示されることもあります。悪路を避けられない場合でも、事前に詳細を把握しておくことで、服装や荷物など、万が一に備えた準備を行うことができます。

また、初めての道やロングツーリングでは、休憩ポイントやガソリンスタンドの場所も確認しておきましょう。

ロードサービスや任意保険への加入

ツーリング中にタイヤのパンクやエンジントラブルで動けなくなった場合、ロードサービスがあれば修理工場への搬送やその場での対応を受けることができます。特に遠方へ出かける際や、まだ不慣れな初心者にとっては、ロードサービスがあることでツーリング中の不安が大きく軽減され、安心して旅を楽しむことができます。

また、バイクの任意保険への加入も見逃せないポイントです。バイクの任意保険は、万が一の事故やトラブルに備えるための保険で、法的には加入が義務付けられていません。しかし、ツーリングでは予期せぬトラブルが発生することも多いため、事故に遭った場合の補償や相手への賠償をカバーする任意保険は安心材料となります。

近年では、特定の日だけバイクを楽しみたい時に必要な日数だけ加入できる短期保険があります。コンビニやオンラインで簡単に申し込むことができるので、普段はバイクに乗らないという方も、ツーリングに出かける際には保険の加入を検討してみるのも良いかもしれません。

事前メンテナンスと出発前点検

ツーリングに出かける際は、事前のメンテナンスと出発前の点検を必ず実施しましょう。

まず、事前メンテナンスでは、バイクの全体的な状態をチェックします。タイヤの空気圧や溝の深さ、オイルのレベル、ブレーキパッドの摩耗状態などを確認し、必要な整備や交換を行いましょう。エンジンオイルや冷却水の量も確認し、問題があれば事前に補充や交換をしておくことが大切です。また、バイクのチェーンの張り具合も確認し、適切に調整することで走行中のトラブルを防げます。

そして、出発前点検では、出発の直前にバイクの状態を再確認します。ハンドルの操作感やブレーキの効き具合、ウィンカーやライトの点灯確認を行い、安全に走行できる状態であることを確認しましょう。さらに、ガソリンの残量もチェックし、必要に応じて給油しておくと、長距離ツーリング中の燃料切れを防ぐことができます。最低限この「ブレーキ」「タイヤ」「灯火類」「燃料」の4項目だけでも確認することをおすすめします。語呂合わせで「ブタと燃料」と覚えましょう。

これらの点検を徹底することで、ツーリング中の予期せぬトラブルを防ぎ、安心して楽しむことができるでしょう。

安全運転でツーリングを楽しもう!

ツーリング初心者をサポートする様子
ツーリング初心者をサポートする様子

いかがでしたでしょうか。今回は、初めてツーリングを検討している方に向けてツーリングの基礎知識を解説しました。

ツーリングは自由に自分らしく楽しめるのがその魅力です。事前にリスクを把握して対策を行えば、きっと新たな出会いや景色に巡り合えるでしょう。
バイクツーリングだからこそ実感できる楽しさを、ぜひ全身で味わってみてください。

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※文中に記載の品番/価格は、記事作成時のものです。