ホイール開発ストーリーvol.9 「H・A・INDUSTRY」って何?
こんにちは、デイトナセブンスターキャストホイール担当者の中村です。
前回私のブログで書いた無人販売のミカン。買いによるたびに色濃く、美味しくなっています。
さて、当時のセブンスターマグホイールに鋳出しで刻印されている「H・A・INDUSTRY」の文字。
中古市場に流通した際に、本物か否かの判断材料とされることもあるようです。
そもそも「H・A・INDUSTRY」の正体とは‥‥。
実は「H・A・INDUSTRY」=「デイトナ」なんです。
まず「H・A・INDUSTRY」は「HENRY ABE INDUSTRY」の略称です。
元々デイトナは創業者の阿部(現:相談役)が「阿部商事」としてスタートしています。
海外との取引も多く、外国人にとって日本語は発音しにくいので、コミュニケーションを取りやすいよう「ヘンリー・アベ」と名乗っていました。(阿部は日本人です)
阿部商事の英語表記版が「HENRY ABE INDUSTRY」なのです。
実際「HENRY ABE」とドーンと入っているセブンスターマグホイールも存在します(Z用ではありません)
当時のセブンスターマグホイールには、「デイトナ」のロゴや文字が一切入っていません。
セブンスターマグホイール自体は知っていても、それがデイトナの商品だとご存じない方も意外と多くいらっしゃいます。
今回、創業50周年記念商品として開発するにあたり、商品名を分かりやすく「デイトナセブンスターキャストホイール」にすることにしました。
そしてなんとセブンスターマグホイールの生みの親、ヘンリー・アベのキャラクターも制作しました!
デイトナセブンスターキャストホイールを通してデイトナ、またエンケイさんを知って頂き、セブンスターマグホイールの生みの親、ヘンリー・アベにも親しみを持ってもらえればと思います。
次回もどうぞお楽しみに!
ライターProfile
営業推進グループ 中村慎
デイトナの営業スタッフ。
オートバイもクルマも自転車もただの移動手段ではなく「宝物」です。
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※文中に記載の品番/価格は、記事作成時のものです。