デイトナ -FOR ALL THE MOTORCYCLE LOVERS.-

革ジャンを洗濯機で丸洗い!?常識を覆す革ジャンメンテナンスの決定版!

暑い夏が終わり、革ジャンの季節到来。

さあ、お気に入りの革ジャンでバシッとキメて愛車でどこに行こう・・・っとクローゼットを開けたら革ジャンがカビだらけって事・・・ありませんか?

革ジャンのメンテナンスといえば、革専用のクリーナーで汚れを落として革用オイルを塗り込むのが一般的です。

表革の汚れならその方法で充分ですが、裏地側(とくに袖内)のクリーニングは難しいと思います。折角革ジャンをメンテナンスするなら表皮だけでなく、自分の汗や脂が付着して汚れている裏地側も洗いたいですよね。

 

革専用のクリーニング店にお願いする方法もありますが、もっと手軽に家で革ジャンを洗いたい!
そんな思いを叶えてくれるデイトナ商品「レザーウォッシュ ウエア」は、なんと革ジャンを洗濯機で水洗いできる常識を覆す洗剤。

水のpHバランスを調整して、水に溶け出すと硬化や収縮してしまう成分を補給しながら洗える洗剤だから・・・との事ですが詳細は商品HPで確認してもらえればと思います。↓
https://www.daytona.co.jp/products/single-16831-parts

やれ感は良いのですが、くたびれ感も同じだけあります。

用意した革ジャンは、私ドン・サハラが数年前に浜松市の古着屋さんで購入したメーカー不明のダブルライダース。アメリカからの輸入古着。

 

きっと前オーナーは僕と同じハーレー乗りで屈強なアメリカ人「ニック(仮)」だったに違いない。当時「ニック(仮)」が相当着込んだ革ジャンらしく、良い感じのやれ感でアメリカ西部の雰囲気を感じます。

 

 

※以下、カビ画像がありますので苦手な方はご注意ください。

裏地にまでカビが。肌に直接触れ易い部分なので自分の汗がカビ発生の原因にもなる。

しかし、僕の管理が甘かったのか今季クローゼットから出したらカビが大量発生。しかも袖内にまで大量に侵食してます。これは流石に着る気がしない。

 

この革ジャンをザブっと洗濯機で丸洗しちゃいます。ドキドキ。

型崩れ防止の為に必ずチャックを閉めてネットに入れます。

まず、色落ちのチェックをし、軽く汚れを落とした後に大きめの洗濯ネットに入れます。

洗濯機内に水を溜めて「レザーウォッシュ~ジャケット用~」の「皮革用合成洗剤」を説明書に記載の希釈倍率分入れます。

(例)水量30Lの場合、洗剤30ml

結構浮いてきてしまうので定期的に手で押し込みます。

革ジャンを入れた洗濯ネットを洗濯槽に入れて5~6分(汚れがひどい場合は7~8分)洗います。

画像だとわかりにくいですが、汚れが溶け出して水の色が変色しています。

 

しかし、洗濯槽内で洗われる革ジャン。いまだに不思議な光景です。

柔軟仕上剤の希釈率も皮革用合成洗剤と同じ。

洗濯後、洗濯液を全て排水して30秒ほど軽く脱水し、革ジャンを入れた洗濯ネットを取り出します。

 

再度、洗濯機内に水を溜めて「レザーウォッシュ~ジャケット用~」の「柔軟仕上剤」を説明書に記載の希釈倍率分入れます。
(例)水量30Lの場合、洗剤30ml

 

革ジャンを入れた洗濯ネットを洗濯槽に入れて、2~3分すすぎ洗いをし、1~3分脱水して洗濯機洗いは終了。洗濯~脱水~すすぎ~脱水の所要時間は合計で10分少々。時間がかからないのは嬉しいですね。

ネットから出したばかりの革ジャン。 引っ張ってシワを伸ばしながらタオルで念入りに吸水します。

洗濯ネットから革ジャンを取り出してみると、おお!明らかに綺麗になっているのが分かります。

脱水をしても水分を含んでいるので、清潔なタオルで念入りに吸水していきます。乾きにくい内側も念入りに吸水しましょう。

 

同時に、全体的に縮む傾向にあるので各部を引っ張り、タオルで擦りながらシワを伸ばしていきます。

この作業を丁寧にやると、後々の仕上がりに影響してきます。

内袖部分のカビも無くなり清潔に。

水分を含んでいるため結構重くなるので、ハンガーにタオルを巻いて肩パットを作り、型崩れしないように日陰の風通しのいい場所に干します。

 

洗う前と比べるまでもなく、全体的に色が濃くなって細かな汚れが無くなり、綺麗になっています。

着る気を無くす袖内のカビも全て洗い流されてさっぱり。

 

この状態で、スプレー式のミンクオイルを吹き付けてオイルを馴染ませながら更にシワを伸ばしたり形を整えて、乾いたら終了です。

洗った後もサイズ感変わらず。

革ジャンを洗濯機で水洗いなんて、実際どうなるか正直不安でしたが杞憂でした。結果は大満足。

表革だけじゃなく、肌が直接触れがちな内布部分のクリーニングや消臭除菌ができるのは本当に嬉しいですね。

後日、ツーリング時に着ましたが洗う前よりも変わらない着心地で、汚れが落ちて綺麗になった分、気持ちよく走れました。

汗かきの僕は一年に数回は、革ジャンを洗濯機で洗濯して常に気持ちの良い革ジャンを着ていきたいと思います。

〈こぼれ話〉

内布の中にコイン的な何かを発見。

撮影のために革ジャンを触っていたら、内布の中に何かを発見。

そして、ポケットが手縫いで雑に縫われているのを発見したので、一度糸を外して何が入っているのかみてみると・・・

なんとアメリカのコインが入っておりました。33セント分。

きっと前オーナーの”ニック(仮)”がルート66沿いのダイナーでハンバーガーとコーラを買った時のお釣りをポケットに入れた時に内布の中に紛れ込んで、そのまま古着として日本に渡り僕の元に来たのだと想像しました。

Thank you nick(仮)!

ということで、今回使用したのは

◆レザーウオッシュ ウェア

品番:16831

標準価格 ¥3,960(税込)

https://www.daytona.co.jp/products/single-16831-parts

ライターProfile

ドン・サハラ

バイク乗りのためのフリーマガジン「エンシュージアスト」編集スタッフ。主にバイクパーツ関連のパンフレットやカタログを制作するエディトリアルデザイナー。

HARLEY-DAVIDSON XL883Nを主に通勤で乗る。アウトドアとバイクと音楽が好きな40代。