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ホイール開発ストーリーvol.13 刻印をご紹介します!

こんにちは、デイトナセブンスターキャストホイール担当者の中村です。

デイトナのある周智郡森町も含め、静岡県はお茶の名産地です。
先日、煎茶を飲みにツーリングに行ってきました。寒かったですが充実した一日でした。

さて、前回のブログで大場がデイトナセブンスターキャストホイールのCADデータをお披露目しました。

 

今回は大場も私も待ちに待った、鋳造したばかりの試作品を少しだけ公開します!

まずは打ち合わせ風景から。

食い入るように試作品を確認する大場と私。

 

試作品にはエンケイさんの企業秘密がありますので、残念ながら全てをお見せすることは出来ません。

一部を公開できるのも実はかなり特別な事です。

※試作品はほぼ型から出したままの状態です 表面処理及び塗装を施すので、実際の商品の質感とは異なります

 

では少しづつですが見ていきましょう。

 

まずはエンケイさんのロゴマーク!

続いて安心のJWLマーク。

そして50周年記念マーク。

どの刻印もバッチリです!

この「50」は今回の商品企画時に大場と私、また同世代のデザイナーたちと悩みに悩んで制作した「50th ANNIVERSARY」ロゴマークの「50」をモチーフとしています。

記念の商品ですが、ホイールに「50th ANNIVERSARY」と長々刻印してしまってはセブンスターのデザインが台無しです。

とはいえただの「50」では何を表しているか分かりません。

そこでロゴマーク二重線の「50」のみを鋳出すことにしました。

安全性を担保しつつ、当時の商品の再現を最優先する中で、唯一私たちがアレンジした箇所です。

 

今回の試作品はリア側なので「H・A・INDUSTRY」の刻印は入っていません。

 

今までは図面や大まかな樹脂製のモックアップだけでしたが、実際に試作品を手にするところまで来ました。

引き続き、気を引き締めて開発していきます。油断はできませんが、開発は予定取り進んでいます。

 

次回もどうぞお楽しみに!

おまけ。

今回の打ち合わせで、エンケイさんに無理を言って追加試作をお願いすることになりました。

 

お願いする私(中村)と、お願いされて苦笑いする佐藤さん。

 

やっぱり妥協はできないので、納得するまでお付き合いのほど宜しくお願い申し上げます m(_ _)m

 

 

ライターProfile

営業推進グループ 中村 慎

デイトナの営業スタッフ。
オートバイもクルマも自転車もただの移動手段ではなく「宝物」です。

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※文中に記載の品番/価格は、記事作成時のものです。