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自分の愛車は自分で守る! 心強い用心棒、ストロンガーロック!
2022.03.10 見る防犯

こんにちは。ライターのアジトイシヅカです。

私、バイク通勤時には会社近くの無料駐輪場を利用しています。

 

冬場の今はだいぶ台数が少ないですが、春先からは学生たちのバイクも増えて、場所取りに悩むほど混み合います。排気量もジャンルもバラバラで新旧のバイクが並ぶ様はなかなか楽しいです。

 

「お、これ出たばっかの新型じゃん」とか「このバイクここをいじってるな」とかついついチェック。それと、気になるのが各自のセキュリティ意識。わりと無防備にヘルメットを引っ掛けてあったり、バッグがぶら下がってたりします。この駐輪場はすぐ近くに交番があったりするので、わりとみんな気が大きくなってるのかな。

 

しかし、SNSには頻繁に盗難車の捜索願が上がっていたりして、オーナーの心情を思うと胸が痛みます。盗まれてしまってからでは遅い!なにか私も対策を講じねば。(あ、今そんなボロいバイク誰も盗まねーよとか思った人いるでしょ?ボロくたって愛車には変わりはないのですよ・・・)

 

そこで、かなり強そうな用心棒を召喚してみました。その名も「ストロンガーU字ロック」!

 

思わず右手と左手を頭上で擦り合わせて「ストロンガー!」と叫びたくなります。ライダーの性(さが)ですね。

ちなみにU字部分はタックルならぬシャックルという部品名です。

鍵の付属は3本。合鍵ってついつい適当に仕舞っちゃうんですよね~。私は忘れないように荷札に何の鍵かを書いて保管箱の中へ仕舞うようにしています。

 

メインキーにはLEDのライトがついていて、照明の乏しい駐輪場での夜の施錠・解錠にとっても便利。

 

しかも鍵穴部分にはシャッター付きで埃や雨から守ってくれます。

 

<今回使用した商品>
◆STRONGER U字ロック W154×H220mm
品番:79017
https://www.daytona.co.jp/products/single-79017-genre

 

同シリーズではほかに2サイズがあります。
●W154×H160mm 品番:79016
https://www.daytona.co.jp/products/single-79016-genre
●W154×h120mm 品番:79015
https://www.daytona.co.jp/products/single-79015-genre

ホイールサイズに合わせてお選びください。

メインキーもバイクの鍵と一緒に持ち歩くように、キーホルダーにまとめました。LEDは赤い光で充分な光量。(予備キーにはLEDライトはついていません)

手にしたときのずっしりとした重量感と頼もしい質感。このタイプは持ち運びにちょっと難ありですね(今更・・・サイドバッグやボックスがあれば大丈夫です)。でも、このストロンガーシリーズには持ち運びに便利なワイヤータイプの軽量モデルや、もっとがっちり守りたい場合のチェーンタイプなど豊富な種類があります。WEBか製品カタログを是非チェックしてください。

 

置く場所によってポールに固定したり、複数を合わせ技で使ったり愛車を駐輪するシチュエーションに合わせて工夫するのがいいと思います。

さて、さっそく実際にロックしちゃいましょう!

ここは実際に私が利用している駐輪場です。

ポールのようなものとタイヤを一緒にロックする想定で、シャックル(U字部分)の長さが一番大きいものを選んだのですが、単体での使用だとかなり余裕があります。

(実際、U字ロック単体で使うときはホイールサイズ等に合わせ、隙間がないサイズのほうが防犯効果が高くなります。)

 

シャックルは両側でロックされるスタイルで、本体と分離するので、車体・車輪にシャックルをかけるのに便利です。

タイヤとU字ロックの隙間は少なくした方が良いそうなのですが、この駐輪場にはシャックルをかける適当な場所がなかったので、とりあえず単体で付けてみました。

なかなかの存在感。見た目だけでも抑止力がありそうです。

より車体にフィットさせて防犯能力が高い付け方を模索中です。

スポークの間を斜めに通して隙間をなくしたパターン 右)スイングアーム上に取り付けたパターン

ここ数年、統計的にはバイクの盗難件数は減っているらしいです。それは最近の防犯グッズの進化(頑丈なロックやイモビライザーなど)も大きく貢献しているのかもしれません。あと、海外へ売り飛ばすというのがコロナの関係で難しくなってますからね。とはいえ、用心を怠る理由にはなりません。

 

警視庁がまとめたデータ(’20)によると、盗難被害車の70%弱が施錠されていない状態。そして残りの30%強は、なんとキーをメインスイッチにつけっぱなしにしていたり、シートの上に放置していた状態でとのこと。これはうっかりにも程がありますね。気をつけなければ。

 

盗んだバイクで走り出しちゃうような若輩泥ならスプレー塗装に段付きシートの状態で発見される可能性もありますが(これも充分悲しい・・・)、プロの犯行だとバラバラにされて部品売りされたり、闇ルートで売り飛ばされたりで戻ってくる可能性はかなり低くなります。

 

転ばぬ先の杖、自分のためにも、愛車のためにも、セキュリティグッズの検討をオススメします。

 

 

それではまた!

 

 

ライターProfile

アジト・イシヅカ

バイク乗りのためのフリーマガジン「エンシュージアスト」編集スタッフ。
デイトナの販促ツールなどの制作も手がける。元バイク屋店長の肩書を持ち、
FRPから革、銀、粘土など素材を問わずアナログなモノづくりが趣味。バイク歴は40年超。

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※文中に記載の品番/価格は、記事作成時のものです。