暑くても足元は固めたい!ライディングサイドゴアブーツってどう?
2022.08.04
Henlybegins(ヘンリービギンズ)見るライディングギア
こんにちは。
元バイク屋店長、ライターのアジトイシヅカです。
いや〜、暑いというか熱い。年々夏の暑さがヒートアップしているような気がしますね。昼間はバイクに乗るのがかなりしんどい日々。
もう一日中サンダルで過ごしたい。
でもやっぱり、バイクに乗る際は必ずライディング用の靴を履くようにしています。
普段はヘンリービギンズのSAFEシューズ(HBS-001)とタクティカルブーツ(軍靴)を気分で履き分けている感じだったのですが、SAFEシューズは履くたびに靴紐を結ぶのと、もう3年使っているので面ファスナーがだいぶへたってきています(とは言えまだまだ使い続けるつもりです)。
タクティカルブーツはサイドジップで履きやすいのですが、バイク用ではないのでシフトペダルのあたりが擦り切れたり、ソールが剥がれたりと寿命が短いんです。
買い足しで、なんかいい感じのライディングシューズがないかなあ・・・と思っていたところに登場したのがデイトナさんの新商品情報誌「Love Letter 6月号」に掲載されていた「サイドゴアブーツ」です。
7月下旬発売の告知どおり、海の日の連休明けには届きました。
パッと見た感じは普通のワークブーツですが、 履き口の両サイドのゴア(ゴムを織り込んだ生地)で締まっている部分と、くるぶしのクッションのわずかな膨らみがカッコいいシルエットを作っています。
持った感じは「革製なのに軽い!」材質の表記を見返してしまうほど。
くるぶしのクッションパッドも、シフトパッドも外皮の内側に装備されていて、外観はとてもシンプルな印象(シフトパッドは、もう少し後もカバーできていたらなお良し)。
縫製は二重ステッチでかなり丈夫そうですね。真鍮製のバックルや踵部分の「DAYTONA LEATHERS」の刻印、ソールもステップに乗る部分は滑り止め加工があり、各部にこだわりを感じます。
よし!早速履いてみましょう。
後ろについているタグに指をかけてグイッと・・・。
あれ?足が入らない・・・。
お、ベルトが少しキツめだ。飾りじゃなくて、ちゃんと足のホールドに効いているんですね。
ベルトの穴を一つ緩めて再度挑戦!
ズポッ!履けた!
このタグは便利ですね。ガッチリした作りで安心して力をかけて引っ張れます。
履いた感じも軽い!サイズ感も通常履いているサイズを選べば問題なさそうです。ちなみに私のサイズは25.5cmで、やや甲高なので履くときにベルトを一段緩めましたが、馴染んできたらまた調整するつもりです。
普通のワークブーツだと、履き初めは特に平板な感じで歩くときにペタペタ感かありますが、このブーツは全体的にしなやかで、ソールも足の動きに沿って曲がってくれるので歩きやすいですね。
しっかりした内装も入っているので、履いた時の足へのあたりもソフトで、くるぶしのクッションパッドのホールド感も良いです。
脱ぐときはタグを使うより、写真のように踵部分を掴んで脱いだ方が脱ぎやすいです。この手のブーツはとにかく「履く・脱ぐ」が手軽じゃないのがストレスなんですよね。サイドゴアのおかげでそれがかなり軽減されます。
しかし、まあ10,000円以下の定価(税込9,988円)でこの材質、この作りはかなりコスパ良し!
これはこのデイトナウ!の中だからではなく本当にそう思います(マジで)。
今後は以前購入した「レザーウオッシュ」と「コロコロ撥水レザークリーム」でメンテしながら育てていこうと思います。
(関連のブログはこちら→https://webmagazine.daytona.co.jp/26714/)
シフトの当たる部分の革の変化や、経年でサイドゴア部分がどうなるかも、しばらく使ってみてまたレポートします。
それではまた。
◆HBS-008 サイドゴアブーツ
標準価格¥9,988(税込)/ サイズ23.5〜28.0cm
https://www.daytona.co.jp/products/single-29190-loveletter
(↑こちらは24.5サイズのご紹介ページです。)
ライターProfile
アジト・イシヅカ
バイク乗りのためのフリーマガジン「エンシュージアスト」編集スタッフ。
デイトナの販促ツールなどの制作も手がける。元バイク屋店長の肩書を持ち、FRPから革、銀、粘土など素材を問わずアナログなモノづくりが趣味。バイク歴は40年超。
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※文中に記載の品番/価格は、記事作成時のものです。